ブロックとインラインの分離原則:[#ここから…]〜[#ここで…終わり]をブロックに限定。インラインに[#…]〜[#…終わり]を新設した。
これまでは、[#ここから…]、[#ここで…終わり]という記法を、行中(インライン)とブロックへの注記の、双方で用いてきた。注記の独立表記の原則:同じ語句に重ねて注記する際は、分離して書く原則を立てた。
テキスト版のプログラム処理を容易にすることを狙って、今後は、これを分離する。
▼インライン
(1)注記対象が短めの場合に使用(従来通り)
○○[#「○○」に(は)…]
(2)注記対象が長めの場合に使用(新設)
[#…]〜[#…終わり]
割り注の注記は、必ずインラインで用いる。▼ブロック
これまでは、[#ここから割り注]〜[#ここで割り注終わり]と書いてきたが、今回の分離に伴って、これを[#割り注]〜[#割り注終わり]に変更する。
詳細は、割り注を参照。
(3)注記対象がブロックの場合に使用(従来通り)
[#ここから…]
:
[#ここで…終わり]
詳細は、●見出し、●強調の各項と、罫囲み、横組み、文字サイズを参照。
プログラムによるテキスト版の処理を容易にすることを狙って、複数の内容をまとめて、[#ここから○字下げ、●字詰め、罫囲み]のように書くことを行わないことにする。※
テキスト版をそのまま読んだ際は煩雑になるが、以下のように分けて書く。
[#ここから○字下げ]詳細は、字詰め、罫囲み、横組みを参照。
[#ここから●字詰め]
[#ここから罫囲み]
…………………………………………
[#ここで罫囲み終わり]
[#ここで字詰め終わり]
[#ここで字下げ終わり]
ページ左右中央への対処:規定を明確化した。
見出し注記の追加:通常の見出し、同行見出し、窓見出しの注記を新設した。
竪点の入力:なにを当てるかを決めた。
傍線注記の未記載を解消し、傍点、傍線注記の記法を追加:[#…]〜[#…終わり]の形式を新たに採用した。
斜体注記の未記載を解消し、太字、斜体注記の記法を追加:[#…]〜[#…終わり]の形式を新たに採用した。
図版注記へのサイズ記入:図版注記に画像サイズを書き込むこととした。
割り注の記法変更:「ここから」「ここまで」を省く、新しい記法に変更した。
けい線素片による罫囲みの廃止:用いないことにした。
行中の横組みの記法変更:「ここから」「ここまで」を省く、新しい記法に変更した。
文字サイズの記法追加:[#…]〜[#…終わり]の形式を新たに採用した。
※
青空文庫外のファイルにおける本文終了:本文終了注記を新設した。
青空文庫で使えない文字の代替表記:ルビ記号「《》」等を表示したい際の代替表現について提案した。
ダブリンコア名前空間の訂正:
<link rel="DC.Schema" href="http://purl.org/dc/elements/1.1/" />
↓
<link rel="Schema.DC" href="http://purl.org/dc/elements/1.1/" />
ダブリンコア「DC.Title」の追加:
<meta name="DC.Creator" content="著者名" />ファイル末の「表記について」の<ul></ul>内から箇条書きになっていない外字注記を移動:
<meta name="DC.Publisher" content="青空文庫" />
↓
<meta name="DC.Title" content="作品名" />
<meta name="DC.Creator" content="著者名" />
<meta name="DC.Publisher" content="青空文庫" />
●表記について<br />見出しタグの新設:新設した見出し注記を、hn形式でタグ化した。
<ul>
<li>このファイルは W3C 勧告 XHTML1.1 にそった形式で作成されています。</li>
<li>[#…]は、入力者による注を表す記号です。</li>
<li>この作品には、JIS X 0213にない、以下の文字が用いられています。(数字は、底本中の出現「ページ-行」数。)これらの文字は本文内では「※[#…]」の形で示しました。</li>
<br />
<br />
<table>
<tr>
<td>
「けものへん+付」
</td>
<td> </td>
<td>
251-2 </td>
<!--
<td>
<img src="../../../gaiji/others/xxxx.png" alt="「けものへん+付」" width=32 height=32 />
</td>
-->
</tr>
</table>
</ul>
↓
●表記について<br />
<ul>
<li>このファイルは W3C 勧告 XHTML1.1 にそった形式で作成されています。</li>
<li>この作品には、JIS X 0213にない、以下の文字が用いられています。(数字は、底本中の出現「ページ-行」数。)これらの文字は本文内では「※[#…]」の形で示しました。</li>
</ul>
<br />
<table class="gaiji_list">
<tr>
<td>
「けものへん+付」
</td>
<td> </td>
<td>
251-2 </td>
<!--
<td>
<img src="../../../gaiji/others/xxxx.png" alt="「けものへん+付」" width=32 height=32 />
</td>
-->
</tr>
</table>
外字タグの変更:「<img gaiji="gaiji" src="../../../gaiji/1-84/1-84-77.png" alt="※(「てへん+劣」、第3水準1-84-77)" class="gaiji" />」のように書いてきたものを、「<img src="../../../gaiji/1-84/1-84-77.png" alt="※(「てへん+劣」、第3水準1-84-77)" class="gaiji" />」のようにあらためた。
訓点送り仮名タグの変更:クラス名を、kuten-okuriganaからokuriganaに変更した。
傍点タグの変更:従来は、傍点をstrong、傍線をemにしてきたが、ウェッブブラウザー上で傍点、傍線の形を示すという変更を前提に、emに変更した。大文字、小文字を混用してきたクラス名を、小文字に統一した。
左(after)傍点のタグ化:これまでは単にnotesとしてきたものを、タグ化した。
傍線タグの変更:これまでは本文中のタグに含めていた「style="text-decoration: underline; line-style: solid"」を削除した。
左(after)傍線のタグ化:これまでは単にnotesとしてきたものを、タグ化した。
太字タグの変更:従来は、<b>〜</b>とタグ付けしてきたものを、クラス名を与える形にあらためた。
斜体タグの変更:従来は、<i>〜</i>とタグ付けしてきたものを、クラス名を与える形にあらためた。
字詰めのタグ化:これまでは単にnotesとしてきたものを、タグ化した。
罫囲みのタグ化:これまでは単にnotesとしてきたものを、タグ化した。
横組みのタグ化:これまでは単にnotesとしてきたものを、タグ化した。
文字サイズのタグの変更:従来は、<big>〜</big>、<small>〜</small>でタグ化していたものを、クラス名を与える形にあらためた。
※
本文終了注記に対応するタグの新設:本文終了注記以降を、after_text とタグ付けした。